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ウミガメの産卵@永田いなか浜(屋久島)/Sea turtles spawning at Nagata Inaka beach(Yakushima)

ウミガメの産卵@永田いなか浜(屋久島) 九州 観光

屋久島の北西部にある「永田いなか浜」には、5月から8月頃に、ウミガメさんたちが海をわたって産卵にやってきます。
この時期、夜間はウミガメと永田浜を守っていくために浜への立入りは禁止になっています。
(詳細は、屋久島永田浜 ウミガメ連絡協議会 公式サイトでご確認を)

「永田ウミガメ協議会」の方たちが開催している「ウミガメ観察会」に参加して、夜、ウミガメさんの産卵を見ることができましたヽ( ̄▼ ̄*)ノ
ただ、「ウミガメ観察会」の時には、ウミガメさんたちへの配慮で、撮影禁止なのです。

でも、せっかくならウミガメさんの姿を残しておきたいですよね?
永田いなか浜立入禁止令のとける5:00AM過ぎなら、ウミガメさんが、まだ浜に残っている可能性があり、撮影もできる!ということで、計3日間早朝アタックをかけました。

そして、3日目にして(しかも、その日の夕方、東京に帰る日に)、ウミガメさんの産卵にたちあうことができました。
ウミガメの足跡@永田いなか浜(屋久島)
ウミガメさんの力強い足跡。

基本、ウミガメさんたちは夜型です。
夜に産卵しに浜へやってきて、夜のうちに、海に戻っていきます。
たまに、のんびり屋のウミガメさんがいらして、日本「再」発見のような観光客を楽しませてくれるのです(* ̄ー ̄*)


最初は「写真で産卵シーンを撮るんだ!」と試みたのですが、技術がなくて。
動画で撮影しました。
向って右側の足をあげ、力を入れ産卵をするのが、愛おしい。

ウミガメの産卵@永田いなか浜(屋久島)
どんどん、たまごが溜まっていきます。
たまごの殻は、やわらかいので、たまごと、たまごとがぶつかっても割れません。
(たまごが光って見えるのは、よく見えるように、下からライトをあてているからです)

産卵しているウミガメさんのまわりに、ペットボトルなどのゴミが散乱していて、悲しい気分になりました。
ゴミがへたっているので、永田いなか浜に訪れた方が捨てていったゴミでなく、海から流れ着いたゴミの気がします。

ウミガメの産卵@永田いなか浜(屋久島)
産卵を終えると、手足をばたつかせ、たまごのはいった穴を埋めます。

ウミガメの産卵@永田いなか浜(屋久島)
そしてUターンをして、海に戻っていきます。
口永良部島をバックに、ウミガメさん方向転換中です。

ウミガメの産卵@永田いなか浜(屋久島)
「カメさん=スロー」な印象をもっていたのですが、けっこう歩くのはやいです

ウミガメの産卵@永田いなか浜(屋久島)
ウミガメさん、海へ戻っていきました。

そして、約一週間後に新岳が噴火をして、口永良部島の全島民が避難を余儀なくされます。

「永田ウミガメ協議会」のボランティアをなさっている方が「毎年、この時期だと毎日のように、朝にウミガメが残っている。今年はおかしい」というようなことをおっしゃっていました。
何かを察したウミガメさんたちが、いたのかも知れません。

口永良部島の方たちが、一日も早く、口永良部島に戻ることができるよう祈っています。

Around May to August, Sea turtles come to spawn across the sea to “Nagata Inaka beach” in Yakushima northwest.
Night entrance to the beach prohibites to protect the sea turtles and Nagata beach for Sea turtles spawning season.
In the morning (after 5:00AM), sea turtle may left , We can also shoot.
Through three days, I was able to see the sea turtle spawning.

2015年5月21日 May 21, 2015

▼永田ウミガメ連絡協議会
http://nagata-umigame.com/

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