2014年ゴールデンウィーク前に「JR氷見線+立山・黒部アルペンルート」を旅してきました。
観光のために除雪すると言う「雪の大谷」の写真に惹かれたからです。
よいお天気に恵まれ、雪融け前の立山・黒部アルペンルートを堪能しました(* ̄∇ ̄)ノ
▼【前編】JR氷見線の旅(氷見/雨晴海岸/高岡)の巻
ひとり旅してシェアしたいこと
1.そもそも「立山・黒部アルペンルート」って?
富山県中新川郡立山町の立山駅(富山地方鉄道)と、長野県大町市の扇沢駅(関電トンネルトロリーバス※現:電気バス)とを結ぶ交通路であり、大規模な山岳観光ルートです。
ケーブルカーだとか、日本ではここでだけしか乗ることができない「トロリーバス」だとか、ロープウェイだとか。
いろいろな乗り物に乗ることができ、その上、すっばらしい景色を堪能できちゃうのです。
と、言うことで「立山黒部アルペンルート」を、どどんと通り抜けしてきました。
▼立山・黒部アルペンルートの全体像を公式サイトで確認
1-1.立山・黒部アルペンルートを通り抜け!所要時間は?1日で日帰りも
乗り継ぎや、景色を眺めている時間などにもよるでしょうが・・・
日本「再」発見の場合だと
- 立山駅から、扇沢までで、約8時間
- 立山駅から、松本駅周辺でご飯にありつくまで約10時間
でした。
1-2.立山・黒部アルペンルートの料金は?割引チケットは?
今後変更の可能性もなきにしもあらずなので、立山・黒部アルペンルートの公式サイトにリンクを貼っておきます。
平日にでかけるなら、割引チケット「平日割WEBきっぷ」があります。
当日、チケット売り場にならぶ時間がもったいないので、前もってチケットを購入しておくことをおすすめします。
▼運賃 個人のお客様(1〜14名)
2.立山・黒部アルペンルートを通り抜け!雪の大谷、黒部ダムなどシェア
時刻表をみて、次は○分の電車(バス)に乗るんだ!と決めておきましょう。
2-1.【ケーブルカー7分】立山駅-美女平駅
宿泊していた富山駅から「富山地方鉄道」に乗って立山駅へ
▼【時刻表】立山黒部アルペンルート
立山駅から、ケーブルカーに乗るのです。
チケットは前もって予約もできます。混雑しそうな日は、事前に購入をしておいたほうがよいでしょう。
→【予約の前に】チケットの種類
ケーブルカー本体の後ろに荷物を乗せる車両がついてました。
乗る時間は10分足らずなのですが、みなさん我先にとポジションとりが激しい( ̄ー ̄;)
2-2.【立山高原バス50分】美女平-室堂
美女平からはバスに乗ります。
途中「弥陀ヶ原」「天狗平」といった場所で降りることもできます。
散策路が整備されている、ハイキングコース、本格的な登山も楽しめるそうです。
よろしければ、山道をあるいてみては?
室堂のバスターミナルで、よい香りに誘惑され、おそばを食べて腹ごしらえ( ̄¬ ̄)
かまぼこに「立山」の文字が
2-3.みくりが池周回コース@室堂【1時間ほど散策】
室堂のバスターミナルから外にでたら散策路にでまして
雪で池が見えませんが、おそらく「みくりが池周回コース」だと思われます。
空までお散歩できそうでした
2-4.雪の大谷@室堂【50分ほど見学】
いよいよこの日のメインイベント「雪の大谷」へ
こんなに積もるんだ雪!こんなに除雪するんだ雪!!
外国人の多さに苦笑しつつ、日本人ももっと自分の国のよいところを訪ねればよいのに、と思う今日この頃でした。
2-5.【立山トローリーバス10分】室堂-大観峰
「トローリーバス」というのは、道路上空に張られた架線から取った電気を動力として走るバスのことで、日本ではこの「立山黒部アルペンルート」でのみ乗ることができます
ほぼ単線なので、一部ですれ違い用に複線化されているみたいでした。
2-5.大観峰【25分ほど見学】
圧巻的な大観峰からの眺め山が蒼いって、どういうことでしょうか?
これから、ロープウェイに乗って、黒部平に降りています。
2-6.【立山ロープウェイ7分】大観峰-黒部平
このロープウェイにのりました。
2-7.【黒部ケーブルカー10分】黒部平-黒部湖
この間、写真がありません(;^_^A
黒部湖から、黒部ダムまでは、黒部ダムの淵を歩いてきます。
2-8.黒部ダム【1時間半ほど見学】
黒部湖から、黒部ダムまでは、黒部ダムの淵を歩いてきます。
展望台からみたところですが、あんなに人が小さく見えます。
よくこんな山奥に、このような日本一の大きなダムをつくったものです(ノ_・。)
ちなみに、このダムは、発電のためにつくられました。
2-9.【関電トローリーバス16分】黒部湖-扇沢※電気バスになりました(2020年現在)※
これから、この関電トローリーバスに乗り、映画「黒部の太陽」で、石原裕次郎さんがぶち抜いた「破砕帯」を通ります。
あの「破砕帯」は、立山黒部アルペンルートどこに(ー”ー;)と思っていたら、ここでした。
映画の題材となった場所を通過でき、感無量
一般的に、立山から、こちらの扇沢までを「立山・黒部アルペンルート」と言うようです。
と言っても、ここで物語が終わるはずもなく( ̄- ̄;)
せっかくなので「立山・黒部アルペンルート」から、東京までの帰り方も、シェアします。
3.立山・黒部アルペンルートから、東京までの帰り方
3-1.【路線バス40分】扇沢-信濃大町
途中で温泉があるので、ひと風呂あびるのもよいでしょう。
この「信濃大町」までを「立山黒部アルペンルート」と言うようです
→【公式サイト】立山黒部アルペンルート
▼夏のシーズン中でしたら、扇沢⇔新宿(東京)のバスがでています
上高地・乗鞍・白馬・安曇野への直行バス予約サイトさわやか信州号
3-2.【JR大糸線 約60分】信濃大町駅-松本駅
日本「再」発見は、信濃大町からJR(電車)に乗って松本駅にでました。
松本名物「山賊焼」をいただきます!!
「山賊焼」は、鶏のももやむねの一枚肉をにんにく、しょうがの特製醤油タレに漬けこんでから、片栗粉をまぶしてカラリと揚げた松本の郷土料理です。
「『焼き』じゃなくて『揚げ』かよ!」と、心の中で突っ込みました。
3-3.【バス】松本駅-新宿駅
時間帯にもよりますが、3時間半くらいで東京(バスタ新宿)に到着します。
▼バスの検索
【楽天トラベル】長野から東京までの高速バスを検索
4.立山・黒部アルペンルートを1日で通り抜けた【まとめ】
天気にも恵まれ、
- 室堂
- 雪の大谷
- 大観峰
- 黒部ダム
- 石原裕次郎さんが、映画「黒部の太陽」で、ぶち抜いた破砕帯
を満喫できました。
雪の回廊、青い山脈、なんて、めったに見ることができません。
ぜひ、1度をおでかけすることをおすすめします。
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コメント
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