「屋久島は、一ヶ月に35日雨が降る」そうですが、日本「再」発見が縄文杉トレッキングにでかけた日は、大雨でした┐( ̄ー ̄)┌
ガイドさんが「縄文杉への道中は、屋根のある東屋がほとんどない。屋根のあるところで、ご飯を食べるためには、他の方より早めに歩かなければ!」を最優先した模様で。
さらに、雨がけっこう降っていたせいもあり、日本「再」発見から見ると、かなりのハイペースで歩いていきます。
「これでこそ屋久島!」と、自分を励ましながら、縄文杉への道をひたすら歩きました。
森の中のトロッコ道をえんえんと。
そして、ウィルソン株にたどりつきました。
この切り株から発せられるオーラに、ひたっていたかった。
お約束の「ハート型」
切り株から、無数の草が生え、蔓がおり、命がつながれていきます。
そんな自然が尊い。
例えば、ガジュマルは、木の幹、枝から「気根」とよばれる根っこが、栄養を求めて、空気中にのびていきます。
やがて「気根」が、地面にたどりつき、根っこなのか、幹なのかよくわからなくなります。
でも、木全体が、ものすごいオーラを醸しだすようになるのです。
わたしのように、いろいろなことに手をだし、今に至っている人間にとって「こういう姿になりたいものよのぅ」です。
それに対して、杉はまっすぐ上を目指して伸びてます!って感じがしまして。
それはそれですばらしいのですが「純粋まっすぐでき杉くん」なところに、何だか共感がもてなくて。
「何で、そんな『純粋まっすぐでき杉くん』をみるために、往復約10時間歩いているんだ?わたしー」という気にもなりましたが。
屋久島の「名木」たちは、でこぼこだったりで、板木への商品化が難しく、伐採をまぬがれた木だそうです。
「商品」になれなかった杉さんたちが、何百年のときを経て、今では観光の目玉になっております。
何だか、よい話です( ̄m ̄*)
そして、縄文杉へ。
帰りは、お弁当も食べたし(ガイドさんのおかげで、東屋で雨に濡れずに食べることができました)、ゆっくり歩いてもらうことに。
ご飯になる「登山客」を、口開けて物色中の怪物くん。
岩のあいだにも、トロッコ道が。
映画「スタンド・バイミー」で、線路にシカがでてくるこんなシーンがあったはず。
トロッコ道から眺める森も、厳かでした。
It is said “35 days rain in Yakushima in one month.”
The day I went to Jomon cedar trekking, was heavy rain.
“This is Yakushima!”, While encouraging me, I single-mindedly walked the road to Jomon cedar.
Forest from truck road also was solemn.
2015年5月15日 May 15, 2015
▼屋久杉自然館(屋久杉巨樹・著名木)
http://yakusugi-museum.com/data-yakushima-yakusugi/204-kyojyu.html