LCCのジェットスター★のセールで「ぽちっ」として、愛媛県松山まで飛んできた管理人です。
この日は「伊予の小京都」とよばれる「伊予大洲」まで、足を運びました( ̄^ ̄)ゞ
→日本「再」発見が旅した「大洲おすすめコース(4時間半)」はこちら
大洲の中でも、管理人のハートを鷲掴みにしたのは「臥龍山荘(愛媛県大洲市)」を紹介します。
ひとり旅してシェアしたいこと
1.国の重要文化財!臥龍山荘とは?
現在の「臥龍山荘」は、明治時代に新谷出身(大洲の近く)の豪商で木蝋貿易に成功した河内寅次郎(常住地:神戸)が「余生をここで過ごしたい」と大洲随一の景勝地であるこの地に明治30年頃から10余年をかけて築造した別荘です。
「ミュシュラン・グリーンツーリズムガイドジャポン」で1つ星を獲得しました。
この素敵な別荘で食事をとれたら( ̄人 ̄)と思ったのですが、残念なことに臥龍山荘ではランチなど食事をとることはできません。
大洲には雰囲気のよいお店があるので、そちらを探しましょう。
建物へのアプローチの石積みに、期待が募ります。
▼撮影禁止の場所もあるので、詳細は公式サイトで確認を
http://www.garyusanso.jp/index.html
1-1.ぜひ、その目で見て欲しい!臥龍院(母屋)
建具の細部にまでこだわった母屋です。
あっちを見て、目がキラキラ、こっちを見てうっとり、なのですが、建物内は写真撮影が禁止なのです(ノ_・。)
ぜひとも、あなた自身の目でその枯れた侘び寂びを感じて下さいませ。
1-2.知止庵(ちしあん)
最初は「お風呂」としてつくられ、のちに「茶室」になったそうな。
お茶、たててみたくなりました。
1-3.紅葉の時季でなくても美しい!庭園
木漏れ日が、庭園の美しさを歳際立ててくれています。
哲学的なお顔をしたたぬきさん
飛び石の穴が「額縁」として活躍していました
1-4.生きた槇の木が「捨て柱」!不老庵(ふろうあん)
臥龍淵を眼下に見る崖の上に懸り造りに建てられた数寄屋造りで、京都の「清水の舞台」と同じような構造になっています。
庵そのものが、船に見立てて作られておりまして。
天井は、船底の形のような形になっていて、対岸の冨士山右端から月が昇り、天井に反射して部屋を明るくする巧妙な趣向が施されているそうな。
見てみたいけれど、お月様の時間には、営業していないのが残念でなりません(ノ_・。)
正面以外は窓になっていて、障子をあけると、まるで「絵画」のよう。
紅葉の季節にもきてみたいなぁ。
沈下橋!
日本「再」発見が一番感動したのが、この「捨て柱」
生きた槇の木を使ってるのです。
おそらく、建築から120年くらいは経っているであろうに、天井を突き破るでなく、そのままの姿であり続けています。
日本のよさのひとつが、自然を活かすこと、だと思うのですが、ここまで活かせる!というのがすばらしいです。
日本の古い建物好きなら、ぜひとも足を運んでもらいたいものです。
ちなみに、こちらの「不老庵(ふろうあん)」では、春、夏、初秋の日曜には、お茶の先生にお茶を点てていただくことができます。
肱川を借景に楽しみながら「呈茶」を味わいましょう。
▼詳細は公式サイトで確認
http://www.garyusanso.jp/index.html
それぞれの建物、庭園を愛でた所要時間は【約50分】でした。
大洲観光の際に、臥龍山荘を訪問しようとする方の参考になると嬉しいです。
2.臥龍山荘へのアクセス
2-1.JR伊予大洲駅から
タクシー:5分/徒歩25分
→日本「再」発見のおすすめ!大洲の観光コース
2-2.松山駅から伊予大洲駅まで
- JR予讃線特急:JR松山駅-JR伊予大洲駅 36分
→松山駅[JR]予讃・内子線の時刻表 - 宇和島バス:松山市駅-大洲本庁 1時間2分(急行)
→宇和島バスの時刻表
臥龍山荘から徒歩10分くらいのところに「少彦名温泉 大洲 臥龍の湯」と言う温泉があります。
臥龍山荘を愛でたあとに(前でも)温泉で寛ぐのもよいかも知れません。
2016年4月15日
コメント
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