約1年数か月にわたり、マイペースに続けてきた秩父札所巡礼。
今回:2022年11月の【小鹿野編】で幕を閉じますヽ( ̄▼ ̄*)ノ
11:35頃に、札所31番 鷲窟山 観音院近くの観音茶屋をレンタルサイクルで出発し。
途中の神社でお参りをしつつ、12:30前に、札所32番 般若山法性寺へ到着。
昼の時間に御朱印をいただくのも、恐縮なので、先にお船観音さんに逢いに行くことにしました。
ひとり旅してシェアしたいこと
1.何はともあれ、秩父札所32番般若山 法性寺の本堂にお参り
駐車場にレンタルサイクルを停めまして。
秩父札所32番般若山 法性寺の門前にやってきました。
こちらの趣のある門は、秩父札所唯一の鐘楼門(仁王門)で、「般若山」の立派な扁額が掲げられています。
上階は大きな梵鐘が掛けられているそうですが、見えますか?
樹木に囲まれた「花浄土」を上がっていくと、
般若の面が掲げられた本堂があります。
ギークは見損なったのですが…
本堂前の「奥の院遥拝所(足型)」から、岩上のお船観音さま(奥の院)を拝することができるそうな。
奥の院まで行かないなら、そのありがたい姿を目に焼き付けましょう。
2.1707年建立!般若山 法性寺の観音堂にお参り。裏手の岩窟も見逃すな
角と角のみが接する四角い石畳を進み
岩を削った石段を上ると、舞台づくりの観音堂が見えてきます。
1707年に建立されたそうな。
格子状の窓枠や、土台下の板の装飾に思わず見入ってしまいます。
観音堂の裏手は、大きな岩窟になっていて、中には蜂の巣状の多数の穴(ハニカム)が見られます。
こちらは、岩石の中の塩類が表面に染み出し、結晶化して岩石の表面を崩したものなのだとか。
300年以上を経た観音堂の佇まい、地形に圧倒されるべく、奥の院(お船観音)までは行かなくとも、観音堂までは見て行くことをおすすめします。
3.奥の院まで40分のハイキング♪お船観音に逢えたよ!
タイムスタンプつきで、奥の院までの道のりをシェアします( ̄ー ̄)o゛
12:50
琉球王国最高の聖地「斎場御嶽」を彷彿させる岩をくぐり、奥の院:お船観音を目指します。
激しめハイキング、トレッキングをして、お船観音を目指します。
お寺巡りをしているつもりが、山登りになるパターンです。
13:04
こちらの「龍虎岩」には、金毘羅様が祀られているそうな。
設置されている鎖をよじ登ると、穴の中をみることができます。
あの小さな祠は、金毘羅様だったのね、と後から知りました。
13:07
苔好きにはたまらない道を進み
13:08
月光坂(がっこう)を登り
13:15
全部見えないかも知れませんが、十三仏がいらっしゃいます。
13:16
大日如来さまと、お船観音の分岐点にでます。
色々な方のブログをみて分かった!この矢印の向き、めちゃくちゃ正しい。
途中ですれ違った方に
「お船観音は、分岐路を右に曲がれば簡単だけど、大日如来は危険」と言われ。
お船観音の他に、大日如来さまがいらっしゃる、とはじめて知りました(苦笑)
13:22
とりあえず、大日如来の危険ぷりを見てから決めよう!と、大日如来さま方面に足を進めましたがっ。
「えっ!?この岩の上を進めというのかい??無理無理、わたしは無理!高所恐怖症だし」
と、撤退することにしました。
13:25
そして、お船観音方面に進み。
お船観音様が見えました。
岩をたどれば一直線!ですが…
もう少し安全安心そうな道をみつけ
13:30
たどり着けました。
13:31
お船観音下の階段から続く、平坦な道を進むと
13:35
登りで通過した分岐点にでました。
この写真は下から、上に向けて撮影したところです。
ここを右に行けば、さほど苦労せずに、お船観音にとどりつけるかと…
※すれ違った人が教えてくれたのは、たぶんこの道だと思う。
トレッキングに慣れていないひとは、こちらの道から、お船観音さまにお参りをし。
大日如来さまは、道をみて決めるのがよいかと思います。
4.20分で、お船観音さまから、観音堂まで戻ってきた。
13:52
そして、山道をくだり。
「斎場御嶽」似の岩に戻ってきたのが13:52です。
下りは20分ほどでたどり着けました。
秩父札所32番!般若山法性寺の奥の院「お船観音」までは、観音堂から往復1時間くらいかかるので、そのつもりで計画を立てましょう。
さあ、札所めぐりの最後「秩父札所:第三十三番 延命山 菊水寺」を目指します。
※秩父札所:第三十四番 日沢山 水潜寺は、訪問済み
【まとめ】秩父札所32番!般若山法性寺
- 秩父札所32番!般若山法性寺は、最寄りのバス停から2km-4km離れている難所
- 御朱印もらうなら、本堂だけをお参りするのもあり
- せっかくなら、1707年建立の観音堂と裏の岩窟を見て行こう
- 往復1時間ほどの山登りをすれば、お船観音、大日如来に逢える
- 気力と体力があれば、お船観音までは行ける
- 山登りに慣れているひとor命知らずは大日如来も愛でていきましょう