東京から日帰り登山、ハイキングでであえる絶景を探して秩父エリアを彷徨っています。
今回は、東京から一番近いかもしれない桃源郷!東秩父(埼玉)の花桃の郷をメインに、登谷山(とやさん)を登り、長瀞でおいしいものを食べてきました。
全行程6時間半くらい(花桃の郷に2時間半いました)のコースです。
東秩父の観光に興味のあるひとの参考なると嬉しいです(* ̄ー ̄*)
※2024年3月21日訪問
▼東秩父村の別の絶景!天空のポピー目指してハイキング♪
https://tabi55.asia/?p=13145
ひとり旅してシェアしたいこと
1.【スタート】寄居駅から、イーグルバスに乗車!曜日、時間に要注意
08:17に東武線、JR八高線、秩父鉄道の寄居駅に到着。南口にあるバスターミナルへ向かいます。トイレもあるので、済ませておくと何かと安心です。
08:25イーグルバス東秩父路線に乗車します。
こちらのイーグルバスは、本数が少ない上、2024年3月現在土日祝は運休しています。
前もって時刻表を確認しておきましょう。
2.埼玉の名所!花桃の郷(東秩父)で、春の絶景を観光
埼玉県で唯一の村、東秩父に向かいます。
2-1.バス停「大内神社」で下車!村指定文化財の本殿を見学
東秩父公式観光サイトには、花桃の郷に行くには「大宝」と言うバス停で降りてね!と書かれています。それは嘘ではありません。
ギークも、最初「大宝」で下車するつもりでした。
が、バスで一緒になった姐さんたちに「大内神社で降りたほうが、ゆっくり登れるよ」と言われ。
何かのご縁なので、ついていくことにしました。
まずは、バス停近くの「大内神社」へ8:48に到着し、お参り。
写真には写っておりませんが、拝殿の後方に、本殿がはいっている建造物があります。囲ってある部分が格子状になっおり、中にある本殿を見ることができます。本殿は、村指定文化財で立派な彫刻が施されています。
せっかくなので、じっくり見学させてもらいました。
2-2.東秩父・大内沢 花桃の郷!展望台と東屋(別物)を目指し登っていく
花桃の郷、東秩父・大内沢集落に足を踏み入れます。まだまだ白梅が残り、この辺りの花桃は咲きかけでしたが、ピンクのお花にテンションがあがる!
東屋や展望台から撮影した写真もあるのですが、今ひとつでして。
写真は、もう少し集落の奥までいったところでみ展望台(左)と、東屋です。
集落の奥のほうには、ピンクの花桃や他のお花たちが、かわいらしく見えるのにー。
ここで帰るのはもったいない!もう少し上まで観光させてもらいました。
2-3.大通領神社の奥のベンチがおすすめ!花桃の郷、絶景ポイント
大内沢はさほど大きくない集落ですが、いくつかの神社、氏神様がいらっしゃいます。
こちらは、大通領神社からの眺めです。
大通領神社の奥に駐車場がありまして。その手前にベンチが置いてあり、絶景ポイントです。
しばし、ベンチに座りながら、連れてきてもらった姐さんたちとしばし歓談を楽しみました。
2-4.御嶽大神を登り、稲荷神社付近くの絶景ポイント
さて、道案内をしてもらった姐さんたちと分かれ、登谷山(とやさん)を目指します。
御嶽大神に手を合わせ
ピンクが濃い!
段々畑上に、お雛様のように花桃が立体的に植えられています。
赤い鳥居が連なる稲荷神社があり、お参りから戻ってくると、鳥居越しに花桃を見ることできます。
稲荷神社の先の登り道は、私道になっており通行することができません。いったん来た道を戻り、御嶽大神前の道を登ります。
2-5.登谷山へ!東秩父・花桃の郷に別れを告げる
11:11絶景の花桃の郷をあとにして、登谷山を目指します。
大内神社の写真のタイムスタンプが8:48です。
と、言うことは、2時間半近く東秩父・花桃の郷に滞在してました(* ̄ー ̄*)
今回のコースは所要時間6時間半でした。が、花桃の郷の滞在時間を圧縮すれば、短時間でハイキングできるでしょう。
集落の方たちの生活の場を大切にしつつ、花桃を堪能しましょう!
3.登谷山山頂まで、舗装された道をハイキング
登谷山山頂を目指し、舗装された林道を登ります。
花桃の郷から、登谷山山頂まで約1時間くらいのハイキングでした。
あまりメジャーな道ではないようで、道の案内はほとんどありません(*ノ-;*)降りてくるひとはけっこういたので、不安だったら、声をかけてもよいでしょう。
馬頭観世音を左に進み、皇鈴山展望台にはいかず、右に曲がると
ぐみのきとうげ(漢字が正しく変換されません)にでます。
写真の右の道からでてきて、左の舗装路が県道361号線で、真ん中の未舗装の坂道が登谷山への道です。もちろん、中央の道を進みます。
絶景を横目に登ると…
12:08標高668m登谷山の山頂に到着しました。山頂の片側には鉄塔がたち眺望が遮られますが、反対側は絶景を楽しめます。ベンチなどは置いてませんが、平らなスペースがあるので休めます。
5分くらい、休憩をしてから下りました。
4.狛狼にあえる!釜山神社
たんたんと舗装路を下ります。
釜伏峠まで下りてくると、澄んで張り詰めた空気に背筋が伸びます。
12:31
狼信教の釜山神社の参道に到着。
秩父エリアには、狛犬ではなく狼を神犬とする神社が10数社あるそうで、こちらの釜山神社もそのひとつです。
「海四輝威神」は、右から左に読み「神の威光が四つの海(=世界)に届き(輝き)ますように」の意味でしょうか?
公式サイトではないようですが、詳しいのでリンクを貼っておきます。
>古社への誘い 神社散策記
あとは塞神峠(さいじんとうげ)、菊水岩などを通過して「お腹すいた」「長瀞で何食べよ?」と思いつつ、ハイキングをします。
蝋梅がまだ残っていたりで、けっこう楽しめました。
5.千葉亭で「ぼたん小鍋(イノシシ鍋)」!遅めのランチ
13:41頃、県道82号線(白鳥通り)にでて
「もうここからは消化試合」
「お腹すいたー」
と思っていたら「ぼたん鍋」の看板が目にはいりまして。
そう言えば、秩父はジビエ料理もあるよねーと、吸い寄せられるように入店。大当たりでした。
アンティークの椅子や、シャンデリアなど、「昭和レトロ」「提唱ロマン」「明治モダン」が好きなひとなら、それだけで大喜びでしょう。
もちろん、ぼたん鍋(写真は小鍋ですがボリュームありました)もおいしく。歩いて疲れたカラダに栄養補給できました。
あまり登谷山から、長瀞に下りるひとはいないかも知れません。が、下山後の楽しみのひとつに「ぼたん鍋」の選択はありでしょう。
6.【ゴール】秩父鉄道・長瀞駅に到着!せっかくなので、長瀞観光
運よく千葉亭さんに長瀞駅に送迎していただき、14:47に長瀞駅に到着。
寄居駅を8:25に出発し、約6時間半で、花桃を堪能し、登谷山に登り、釜石神社にお参りし、ぼたん鍋まで食べてほぉんと充実した1日でした。
まだまだ元気だったので、長瀞観光に向かいます(* ̄∇ ̄)ノ
6-1.大沢屋さんで自家製!そら豆の甘納豆きな粉あえをいただく
大沢屋さんは、岩畳通りにある豆屋さんです。
大沢屋さんの「そら豆の甘納豆きな粉和え」は、長瀞土産イチオシです。他のお豆もおいしいので、味見をして好みに合うものを選びましょう。
6-2.長瀞と言えば!ラインくだり
この日は強風のため運休していましたが、長瀞と言えば「ライン下り」です。
エンジン積んでいない船を、船頭さんが竿一ホで操ります。なかなかの迫力ですよ。
長瀞の新名物になるかも?いもんぶらん@芋うらら
秩父地域産のこだわりの太白芋などを使った「お芋スイーツ」のお店が登場。看板メニューっぽいのが、目の間でお芋をしぼってくれる「いもんぶらん」です。
秩父駅・番場町にあるお店が、長瀞店をオープンしたようです。上品なお芋が味わえます。
>芋うらら | 秩父の芋菓子専門店、太白芋を名物としたお土産
7.【番外編】秩父と言えば…イチローズモルツを堪能
そして、秩父鉄道長瀞駅から、お花畑駅→徒歩で西武秩父駅に移動。
西武秩父駅お隣、祭りの湯にある「酒匠屋台」でイチローズモルトのクラッシックをハイボールでいただき。
1日の疲れを癒しました。
8.【まとめ】東京から日帰りできる桃源郷!東秩父の絶景を観光
花桃もかわいらしく、長瀞では食が進み。
本当に充実した1日でした♪