「佐渡島と言えば、金山があったよね」と思いだし(; ̄ー ̄A「史跡 佐渡金山」を訪れました。
営業時間内なら、いつでも見ることができる
- 道遊抗 明治官営鉱山コース
- 宗大夫抗 江戸金山絵巻コース
の2コースを見学しました。
▼ラピュタの世界観が楽しめるのは、事前予約が必要な団体コースかと…
http://www.sado-kinzan.com/course/
ひとり旅してシェアしたいこと
1.人形で展示も。道遊抗 明治官営鉱山コース
まずは、明治期の近代化から、平成元年の操業停止まで使用されていた近代化産業遺産群が展示されている「道遊抗 明治官営鉱山コース」へ。
抗を彫って、倒壊防止のために木枠をはめ、トロッコをはしらせ(しかも、単線でなく複線)。
暗い鉱山で掘られた鉱物で、日本の近代化が進められたと思うと感慨深いです。
「道遊の割戸」の真下にある日本最大の金採掘跡。
何百年という歴史に圧倒されます。
道遊坑の出口。
だんだん明るく光が見えてきて。
鉱夫さんたちも、仕事終わりには、こうして坑道からでてきたのでしょうか?
2.ほぼ手彫り!佐渡金山の象徴:道遊の割戸
佐渡金山の象徴と言われる「道遊の割戸」。
山の頂上から、金を求めてほぼ垂直に、手彫りで(道具は使ったのでしょうが)掘っていったそうです。
富を求めてなのか、生活のためなのか、与えられたことを一生懸命やったのか。
山にあいた穴を眺めながら、さまざまな思いが浮かんでは消え、消えては浮かびしました。
「道遊の割戸」を、少し離れたところからみると「垂直に掘りました( ̄^ ̄)ゞ 」が、よくわかります。
精錬所跡地など。
あとから知ったのですが、佐渡金山の生産システムのすべてが理解できる貴重な「ガイド付 産業遺産(製錬施設)ツアー」がありました。
10名以上でないと、受け付けてもらえないのですが。。。
次に佐渡島へくるときには、参加したいものです。
3.宗大夫抗 江戸金山絵巻コースも見学
お次は、江戸時代に開発された「宗大夫抗」に、佐渡金山絵巻を忠実に再現したという「宗大夫抗 江戸金山絵巻コース」です。
江戸時代と言えど、役割分担が明確で、分業が進んでいたようです。
4.佐渡金山の鉱石や資材の搬出入をしていた大間港(跡)も見事
史跡佐渡金山とは、別の海岸線にある史跡です。
佐渡金山の鉱石や資材の搬出入をしていた大間港(跡)にも、技術力の高さがうかがえる港の跡が残されています。
▼大間港について
【まとめ】史跡佐渡金山を観光して
「佐渡金山」というと、再現人形さんたちのいる「珍スポ」的な扱いをされることが多い気がします。
それは、ごく一部の展示方法でして。
今回お邪魔して、本物の迫力に圧倒されました。
佐渡島のみならず、日本の歴史を知る上でも重要な場所です。
佐渡島へ行ったら、ぜひ訪問しましょう。
I began to think “Speaking of Sado Island, I think there was a silver mine”.
I visited “Historic sites Sado Silver Mine”.
I was overwhelmed by the real force.
2015年8月27日 August 27, 2015
▼史跡 佐渡銀山
http://www.sado-kinzan.com/
▼佐渡島をレンタルバイクでひとり旅!4泊5日のコース
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