「讃岐国一宮(いちのみや)」である田村神社にお邪魔したあとには、琴電で栗林公園に向かいました。
昼間の琴電は、15分に1本の運行です。
時間が気になる方は、時刻表を調べておきましょう。
ひとり旅してシェアしたいこと
1.「栗林」ですが「松」の名木がたくさん
「栗林公園」は、国の特別名勝に指定されている文化財庭園の中で、最大の広さを誇ります。
高松藩主松平家の別邸として、歴代藩主が修築を重ね300年近く前に完成したそうな。
『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』では「わざわざ旅行する価値がある」を意味する最高評価の三つ星に選ばれました。
「さぞや立派な栗林があるに違いない」と思っていたら、そうでもなく、むしろ「松」が多くて。
「栗の木が群生していた」「種類に限らず木が生い茂った里山のことを中国では『栗林』と呼ぶ」など、「栗林」の名前の由来には諸説あるようです。
管理人の心に刺さった「松」をピックアップすると
1-1.箱松・屏風松
入口から少し中にはいったところにある道沿いの松。
南側の背丈の低い松が「箱松」、北側の背丈の高い松が「屏風松」と、その形状からよばれています。
枝をコントロールして四角く(箱状に)見せる技術がすばらしいです。
でも、ちょっと可哀想な気もしました。
1-2.根上り五葉松(ねあがりごようまつ)
江戸時代の「盆栽」がここまで大きく成長したんだって。
1-3.地を這うような松
まあるい島から枝をつきだしていました。
松ではないですが「南湖」の風景。
季節があえば、まるっこい島のさつきが美しいのだとか。
奥には「仙磯」とよばれる石組みが見られます。
「緑の濃さ」に圧倒されます。
▼特別名勝 栗林公園(りつりんこうえん)
http://www.my-kagawa.jp/ritsuringarden/feature/ritsuringarden/garden
2.栗林公園「南湖周遊和船」で殿さま気分で舟遊び
「栗林公園」には数回きたことがあります。
でも「南湖周遊和船」には乗ったことがありませんでした。
「和船からみた栗林公園」を眺めるために、今回は和船に乗船しました。
三角の笠をかぶって、出港します。
まずは迎春橋をくぐります。
余談ですが、外国からの観光客も多いようで、船頭さんには外国人と思われる方がいらっしゃいまして。
管理人が乗船した船は、きっと外国人!な船頭さんでした。
同乗者3名が韓国からこられた方のようでして。
「I can use simple English.So You can explan in English ONLY」
と声をかけ英語のみで案内をしてもらうことにしました。
上にもでてきた「根上り五葉松(ねあがりごようまつ)」を池から眺めたところ。
これを見る事ができただけでも、和船にのった甲斐がありました(* ̄ー ̄*)
「仙磯」とよばれる岩組。
これがあるからこそ、南湖がぴりりとしまって見える気がします。
南湖の浮き島には巧みに石が用いられておりまして。
富士山に見たてたらしき岩もありました。
こうした風景を「pine(松)」「Mt.FUji(富士山)」と英語で解説されると、また別の趣があるなぁ、と新発見でした。
▼和船|特別名勝 栗林公園
http://www.my-kagawa.jp/ritsuringarden/feature/ritsuringarden/wasen
3.栗林公園の旧日暮亭は、お庭も立派
1700年前後に建てられた茶室が、西湖近くに移され、今では「旧日暮亭」とよばれています。
建物もさることながら、お庭も風流です( ̄▽+ ̄*)
4.栗林公園へのアクセス
4-1.高松空港から栗林公園へのアクセス
リムジンバス高松空港線 高松駅行き(23分)
栗林公園前(バス)下車 徒歩1分
4-2.高松駅から栗林公園へのアクセス
★JR高徳線各停(5 分)
栗林公園北口駅 徒歩約8分
★徒歩8分 高松築港駅へ
琴平電鉄琴平線各停(8分)
栗林公園駅下車 徒歩約6分
▼アクセス|特別名勝 栗林公園
http://www.my-kagawa.jp/ritsuringarden/feature/ritsuringarden/access
▼高松【2泊3日】一人旅のスケジュール
コメント
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