新宿から京王線に乗って一時間弱で「高尾山口駅」へ到着し、初心者でもOK!恐らく一番楽なルート「1号路」で頂上へ。比較的マイナーな「蛇滝ルート」で下り。蛇滝口から梅を愛でながら、JR高尾駅へ戻った約4時間半のコースです。
高尾山と高尾梅郷とを一緒に訪れよう!と思っているひとのモデルコースになれるかな?
※2024年2月24日訪問
ひとり旅してシェアしたいこと
1.【スタート】高尾山口駅から1号路:表参道へ
京王線:高尾山口駅を、9:15頃に出発。駅横には景観に配慮したコンビニ(セブン)があり、行動食、水分はもちろん、ちょっとしたお土産も購入できます。地元で買い忘れがあっても、何とかなりそうです。
高尾山口駅を背に右側に線路沿いに、ケーブルカーの駅を目指します。
正面にケーブルカー、リフトの駅が見えてきたら、その右側が高尾山薬王院の表参道です。
ケーブルカー、リフトを使わず高尾山の山頂を目指すなら、こちらの「表参道コース(1号路)」が一番楽なコースだと思われます。
2.金比羅社のある金比羅台園地でひと休み
1号路からそれて、金比羅社のある金比羅台園地に寄り道。
真ん中に写っているのが金比羅社の鳥居で、奥が金比羅台園地です。
標高はあまり高くないのですが、景色が素晴らしいことと言ったら。
3.1号路に戻り、たんたんと登る!だんだん雪化粧が濃くなっていく
訪問した前日に、さほど東京の標高が高くない部分ではほぼ雨、ちらっと雹が見えました。
それが標高のある高尾山(599 m)だと、雪になっていたようでして。表参道沿いの樹木はうっすらと雪化粧をしていました。
4.浄心門!いよいよ高尾山薬王院の境内へ
浄心門をつぐり、いよいよ高尾山薬王院の境内へ。
ちなみに、浄心門の手前右側にある下り道(写真に写っていません)から「蛇滝コース」にはいりました。Googleマップや、公式サイトにある地図だとさる園の近くあるみたいですが、見つけられず。分かりづらかったら、こちらからはいることをおすすめします。
10:30くらいに山門に到着。写真は帰りに晴れてから撮ったものです。雪化粧した梅が美しい。
仁王門ですが、仁王様ではなく天狗様がいらっしゃった気が。
薬王院 御本堂
天狗さんも祀られているので、しっかり見ましょう。
鳥居があったので、神社なのかな?と思ったら
高尾山薬王院の公式サイトをみると「ご本社」となっておりました。
神仏習合が自然なかたちで残っているのかもしれません。
6.高尾山山頂(599m)の絶景!食堂やトイレがあるので安心♪
雪化粧した道を歩いていくと10:50過ぎに高尾山の頂上に到着しました。
頂上には、ラーメン、うどんなどが食せる食堂、自動販売機、売店、トイレ(清潔でキレイ)があるので、手ぶらで登ってもよいでしょう。
京王高尾山口駅構内のコンビニで買った「特製酒まんじゅう」を食べてひと休み。
11:20頃下り始めました。
7.やっと見つけた!「蛇滝ルート」で下山
なかなか「蛇滝ルート」への入り口を見つけることができず、高尾山薬王院 浄心門の横から行けることを教えてもらい。
雪に強制的に頭を垂れさせられた樹木をよけながら、進みます。
1号路では、すれ違っても挨拶をしなかったのですが、「蛇滝ルート」では、山ルールが適用され、みなさま挨拶を交わしていました。
下に行くに連れ、気温があがり解けてきた雪が雨のように降りそそぎ。それでも残っている氷を横目で見つつ、進みます。
8.水行道場!蛇瀧(じゃたき)
「蛇滝」と言う滝があるから、「蛇滝ルート」と言うんだよね!と思っていました。確かに滝はありました。が、そこは瀧行(滝に打たれる修行)の場でして。登山のひとは、中にはいることができませんでした(涙)。
※写真は立ち入り禁止の手前から撮っています※
少し下った場所には、結界がはられていました。高尾山は、観光地、ハイキングの場所でもあるのですが、修行の場でもあるのです。
9.梅の花見!天神梅林、高尾梅郷遊歩道など
今回のハイキングのテーマは「高尾山に登って梅を見よう」でして。
地図を眺めていたら、蛇滝ルートで降りてきて、梅林を観光しつつJR高尾駅に戻るのがよさげでした。
川沿いに遊歩道があったので、歩いてみることに。
13:00頃山道をお別れし、咲き始めの「高尾梅の郷まちの広場」へ。
高尾天満宮のある天神梅林。フライングでした。
鳥居と本殿の近くに梅があるので、満開の時期に訪れたらより素敵な風景にであえるでしょう。
駒木野公園では、紅梅が散り、ピンクの絨毯のようでした。
やっと咲いている梅に出会えました。
高尾梅郷遊歩道は、満開を迎えた梅たちが微笑んでいました。
10.【ゴール】JR高尾駅
13:50頃、JR高尾駅に到着
名物「とろろそば」を駅前で食べ、このハイキングを閉めました。
11.【地図】高尾山から高尾梅郷遊歩道
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