2022年9月に、伊豆大島へ渡り、三原山に登ってきました。
1日目は、霧で幻想的で(何も見えない、とも)、翌日、リベンジでもう一度登りました。
モデルコースになるかは分かりませんが、三原山登山を目指す初心者さんの参考になると嬉しいです。
ひとり旅してシェアしたいこと
1.三原山の頂上エリアには、いくつかの登山ルートがある
1-1.三原山の頂上を目指すなら!主な登山ルート
※図がみづらくて、ごめんなさい。
三原山を登山するには、複数のコースがあります。
- ☆山頂遊歩道(40分)舗装されたコンクリの1本道、初心者におすすめ
- 表砂漠コース(約50分)迷って、途中で帰ってきました
- ☆お鉢巡り(約50分)火口のまわりを巡る。天気が良ければ火口が見える
- 温泉ホテルコース(約60分)大島温泉ホテルにでる
- テキサスコース(約80分)迷いやすいエリアで、ガイドさんの依頼がすすめられている
ギークは、三原山山頂口までレンタルバイクで登り、駐車場にバイクを停め。
山頂遊歩道で登山をし→お鉢巡り→表砂漠コースで下山しよう!と計画をたてました。
が、帰りに「表参道コース」の看板に進み、途中で道が分からなくなり(; ̄ー ̄A
分岐点まで戻り、来た道「山頂遊歩道」で下ることにしました。
同じ道を通るなんて、と屈辱だったのですが、行と帰りでは見える世界が異なりまして。
結構楽しめました。
2.三原山山頂口までのアクセス!駐車場までも絶景を楽しもう
レンタカーや、レンタルバイクを使用するなら、駐車場に行って戻ってくるコースになります。
三原山の山頂を目指すには、
- 御神火スカイライン
- 三原山登山道
の2種類があり、ワインディングを楽しめます。
ギークが伊豆大島を旅したときは、御神火スカイラインは通行止めでした。
三原山登山道の展望駐車場からの眺めは、素晴らしかったです。
バスを使うなら、本数が少ないので綿密な計画をたてましょう。
>大島バス
三原山山頂口にある駐車場からも、絶景を眺めることができます。
見てもらってもわかるように、けっこう高低差があります。
ガチの自転車乗り以外は、伊豆大島の足として自転車を選択するのはあまりおすすめしません。
3.三原山の山頂遊歩道+お鉢巡りを【2時間】でハイキング
三原山登山で、初心者におすすめ!山頂遊歩道→お鉢周り→山頂遊歩道で、ハイキング、トレッキングしたコースをシェアします( ̄Д ̄)ノ
3-1.三原山・山頂口展望台から、外輪山を愛でよう
山頂口展望台から眺める三原山は、左側の高まりが最高点の剣ヶ峰だそうですが、雲で見えません(涙)
右端が1950~1951年の中噴火でできた三原新山です。
「三原山」と言う大きなひとつの山の中に、いくつかの山、峰が存在するイメージでしょうか?
3-2.山頂遊歩道!三原山の頂上へ30分ほどで到着
噴火の脅威にさらされた地面に、緑が勢力を挽回しつつあります。
遊歩道と言っても、コンクリ舗装がされているので、ハイキング気分で歩けます。
黒い部分が溶岩が流れた跡のようです。
やがて、緑にかえっていくのでしょうか?
ところどころに、こうした避難シェルターがあります。
この岩でできた門が、山頂のお鉢巡りへのゲートです。
「三原山山頂」と言った大きな記念碑がなく、すこし拍子抜けしました。
3-3.強風注意!お鉢巡りで雲の隙間から絶景にであう
この日の三原山の火口は、強風が吹きすさび、雲の流れがはやいことと言ったら。
たまに、雲の切れ間から港や、遠くの島が見えます。
お鉢周りをしながら、振り返ったところです。
ゴツゴツした遊歩道の先に、小さく人が見ますか?
山のゴツゴツした斜面と緑の対比、海の青さよ。
お鉢巡りに戻りまして。
左側が火口です。
火口にも緑が戻ってきてますね。
お鉢巡りをしているのに、火口の写真が少ないのは、霧、ガス、雲のせいです( ̄ー ̄)o゛
溶岩や、熱にさらされ、それでも生えてくる自然の生命力ときたら。
あの向こうには何があるのかしら?
3-4.鳥居越しの絶景を見逃すな!三原神社
そうこうしているうちに、三原神社の鳥居が見えてきました。
この先に、三原神社の祠があるのですが、噴火の際に、溶岩は神社を避けていくそうな。
くだりはじめ、お腹がすきました。
元町港近くで購入したカレーパンを、ジオパークの地形を愛でつつ食べました。
三原山・山頂口展望台で撮った写真のタイムスタンプを見ると、
三原山山頂口
↓
山頂遊歩道
↓
お鉢巡り
↓
山頂遊歩道
↓
三原山山頂口
を約2時間で行って、帰ってきています。
ひとによって、登山ペースは異なりますが、参考になると嬉しいです。
3-5.三原山でご飯を食べるなら!?
ちゃんとした食事をとりたいなら、駐車場にある「歌の茶屋」さんがおすすめです。
窓側の席からは、すばらしい景色を堪能できます。
明日葉の天ぷらがついた、お蕎麦をおいしくいただきました。
4.【まとめ】三原山ハイキング
コンクリートで舗装された道なので、ハイキング気分で歩くことができます。
それでいて生きている、現役の活火山の凄まじさ、自然に戻る力を目の当たりにできます。
▼伊豆大島の1泊2日(船泊含めると2泊3日)で旅したよ