飯能のウノタワに行き、苔好きだったことを思い出しました!
関東の苔スポットを探したところ、越生の黒山三滝も美しいらしい!と、気が付きまして。
せっかくなので、黒山三滝→顔振峠と、渋沢平九郎氏縁の地をハイキングしてきました。
ひとり旅してシェアしたいこと
1.【スタート】越生駅
9:22
黒山三滝へ、車なしで電車でアクセスするなら、最寄り駅は東武鉄道orJR八高線の越生(おごせ)駅になります。
越生駅西口のバス停から、川越観光自動車の黒山線に乗って、24分ほどでバス停「黒山」に到着。
そこから、20分ほどで舗装された道を登ると黒山三滝にたどりつけます。
バスが、1日6本ほどなので、事前に時刻表を確認しておきましょう!
2.バス停「神社前」下車、全洞院で渋沢平八郎氏のお墓参り
9:43
越生町が推しているのは、下記のふたりです。
NHKの大河ドラマがはじまる前から、渋沢栄一氏に興味津々だったので、縁のある渋沢(尾高)平九郎氏のお墓詣りもしてきました。
実はもう少し越生駅寄りには、渋沢(尾高)平九郎氏の自決の地があった!と、今知りました。
越生駅には、ミニ博物館的な展示があります。
せっかくなので、まるっとまとめて訪問することをおすすめします。
3.修験の大先達!山本坊栄円氏が創建!黒山熊野神社
修験の大先達!山本坊栄円氏が室町時代に創建した社で、長い間、山本坊の本拠が置かれていたそうな。
静謐な空気に包まれていました。
山へ籠もって厳しい修行を行うことで悟りを得ることを目的としております。
修験道、修験宗と表現されることもあります。
4.川でラムネ冷えてます!根っ子食堂
「日本観光百選!黒山三滝入口」のアーチをくぐり、ゆるやかな登り坂を進みます。
すると、道沿い、川沿いの看板に「ラムネ冷えてます。川に降りてお取りください」と、あるのが見えまして。
さっそく「根っ子食堂」さんで、ラムネ飲んできました。
キンキンではなく、マイルドな冷え具合が心地よかったです。
5.苔好き、シダ好きにおすすめ!天狗滝
10:15
清涼感のある渓流沿いを散策し、天狗滝に到着。
左奥に映っているのは、「小」天狗滝で、本物の天狗滝は、約0.1km奥にあります。
シダや、苔の緑が眩しい!
奥に天狗滝が見えてきた。
「これより奥は、危険です。入らないでください。越生町」
の看板を気にせず、シニア女性3人組が滝つぼでくつろいでいましたとさ。
6.男滝、女滝では、修験者が滝行してた
このよい感じに苔むした東屋の向こう側に、男滝、女滝が見えるのですが…
修験者さんが滝行をしておりまして。
お顔が写ってしまうのも何なので、少しひいて撮影をさせてもらいました。
7.天狗滝の横から、顔振峠へハイキング
さてお目当ての黒山三滝を愛でたので、顔振峠へ向かいます。
地図を見ると、天狗滝に向かって左側に道がでているようなのですが、そんな道はなく。
「ん?」と探すと、天狗滝に対して右側に登る道を発見!
11:12
進むと、役の行者への道しるべが見えました!
苔やシダ好きにはたまらない道。
割かし必死に、ピンクテープを探しながら山道を歩きます。
ロープ登りもあったり、登りもあったりで、ハイキングより山登り系。
樹の根っこ、シダに癒されながら一時間ほど山道を行きます。
8.鬼を従える!大平山の役行者像(えんのぎょうしゃぞう)
12:08
シダや、苔に囲まれた石像たちに、であえました。
何でも、黒山周辺は、古くから修験者(山伏)の霊場として知られていました。
滝にうたれていた方たちは、現在の修験者(山伏)なのかも知れません。
あとから調べたところによると、二匹の鬼を従えて立つのが、修験道の開祖、役行者なのだとか。
愛嬌のある鬼たちが、狛犬的な存在なのでしょうが?
石像の近くには、この地一帯に大きな勢力をもっていた山本坊を開いた栄円の墓があるそうですが、それが手前か、奥(右の鬼の斜め右上)の石像なのかな?
9.顔振峠 平九郎茶屋で蕎麦ランチ
13:08
役行者像から約1時間、山道と舗装された道を歩き、顔振峠にある平九郎茶屋に到着しました。
平九郎茶屋の「平九郎」は、先ほどお墓参りをしてきた渋沢(尾高)平九郎氏からとった名前のようです。
渋沢平九郎氏は 飯能での戦に敗れ、単身顔振峠に落ち、峠の茶屋にて草履をもとめその代価として刀を預けたとか。
そして、黒山に下り、官軍に遭遇し 川岸の岩に座して観念の自刃を遂げたそうな。
もしかして、今私が歩いてきた道を歩いたのかも知れません。。。
あとは、コンクリの道!と思って、越生のクラフトチューハイをいただきましたが…
顔振峠からの眺めは、素晴らしいですよ♪
10.摩利支天尊にお参り♪
13:20
こんな山道に、お寺or神社があったので手を合わせてきました。
11.【ゴール】吾野駅
吾野駅に到着!
しばらく待ち、電車に乗って帰路につきました!とさ。
▼梅の季節におすすめ!越生のハイキングコース
12.【番外編】飯能駅北口目の前!飯能の地ビールで乾杯@CARVAAN
登山後の楽しみは、地ビールで乾杯!
ここにCARVAANさんがあってよかった。
【地図】黒山三滝から顔振峠へ【5時間】ハイキング♪
苔好きにおすすめの場所
▼ウノタワ(飯能)
▼札所八番 清泰山 西善寺(横瀬)