「赤い鳥居のたくさんある神社」に惹かれ、品川神社を参詣したときに「東京十社めぐり」の存在を知りました。
何かのご縁なので「東京十社巡り」にチャレンジしました ̄ー ̄)ノ”
ひとり旅してシェアしたいこと
1.そもそも「東京十社」とは?
1867年10月、大政奉還により約250年におよぶ「江戸時代」が終焉を迎えました。
明治天皇は1867年12月、江戸城を皇居とし、江戸を「東京」と改め、新しい首都としました。
1968年(明治元年)11月8日、明治天皇が東京とその周辺の十二社を「准勅祭神社」とし、東京の鎮護と万民の平安を祈願されました。
「勅祭」とは天皇より勅使が派遣されるお祭りで、これに准ずる東京十社は格式のある神社と言えるのです。
それにしても、明治政府は「神頼み」だったでしょうか( ̄ー ̄;)
当初は12社(日枝神社・根津神社・芝神明宮・神田神社・白山神社・亀戸神社・品川神社・富岡八幡神社・王子神社・赤坂氷川神社・六所神社・鷲宮神社)でした。
1975年、昭和天皇即位50年を奉祝し、准勅祭社から遠隔の「府中町六所宮」と「埼玉県鷲宮町の鷲宮神社」を外し、23区内の10社を巡る「東京十社巡り」が企画され、観光的な要素を濃くして今に至っています( ̄ー ̄)o゛
2.東京十社巡りの順番は?
「この順番でなければ」と言う順番は決まっていません。
なので、好きな順番に、好きな時に、あなたの気の向くままにまわればよいのです。
管理人は天気のよい時に、「東京十社」とその周辺を散策しながら、ひとつづつ廻りました。
「根津神社はつつじの季節に」「白山神社はあじさい祭りのときに。富士塚登れるし」など、お花に合わせて訪問するのも風流です。
「と、言ったって効率よく廻りたい」と言うあなたのために、最短でまわれそうな順番をご提案します。
※表記している時間は、Googleで調べたものです。時間や曜日で異なるので「だいたいの時間」と思って下さい※
2-1.王子神社(JR・東京メトロ南北線:王子駅)
通好みの散策エリア「王子」に鎮座する王子神社。
末社には珍しい「髪の祖神」です。
ご近所にある「王子稲荷神社」は、大晦日の「狐の行列」で知られますが、ふだんの日に訪れても楽しめます。
一緒に訪問することをおすすめします。
▼王子神社の訪問記はこちら
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【20分】東京メトロ南北線
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2-2.白山神社(東京メトロ南北線:本駒込駅)
白山神社は「歯痛止め信仰」で知られており、歯ブラシの供養をしてくれるそうです。
「あじさい」がキレイなので、あじさいの時期の訪問をおすすめします。
この時期だと「富士塚」と言うミニ富士山に登ることができます。
▼白山神社の訪問記はこちら
https://tabi55.asia/?p=3264
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【13分】徒歩
または
【13分】都営バス「草6」浅草寿町行(白山上-団子坂下)
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2-3.根津神社(千代田線:根津駅・千駄木駅、南北線:東大前駅より徒歩5分)
「乙女稲荷」の赤い鳥居群が目当てで訪問して、重要文化財に指定されている建造物に圧倒されました。
根津神社は「つつじ」が美しいことでも知られています。
「つつじの季節」の参拝がおすすめです。
▼根津神社の訪問記はこちら
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【20分】千代田線
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2-4.神田明神/神田神社(千代田線:湯島駅/中央線・総武線:御茶ノ水駅)
「神田明神」は、江戸東京に鎮座して1300年近くの歴史をもつのだそうです。
江戸時代には「江戸総鎮守(ちんじゅ)」として将軍様から江戸庶民にいたるまで「江戸のすべて」を守護されておりました。
と言っても、そこは下町。堅苦しいこともなく。
最近では「ラブライブ」さんと「コラボ」もされています。
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【32分】中央線・総武線
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2-5.亀戸天神社(総武線:亀戸駅)
入口の大鳥居をくぐると、心字池があり3つの橋が、九州太宰府天満宮にならって架けられています。
そんな「太鼓橋」を渡ったり、伝統的な建造物とスカイツリーのツーショットを撮ったりできます。
また「梅」「藤」が有名なので、そのシーズンに訪れてもよいでしょう。
▼亀戸天神社の訪問記はこちら
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【36分】都営バス「門33」豊海水産埠頭行(亀戸四丁目/深川二丁目(バス)
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2-6.富岡八幡宮(大江戸線:門前仲町)
「門前仲町」駅の1番出口からアクセスすると、成田山東京別院「深川不動堂」のほうが駅近くにあります。
神社とお寺と、違いと似ている部分に思いを馳せながら参拝することができます。
横綱力士碑、数は少ないですが「赤い鳥居群」などもあります。
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【19分】大江戸線
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2-7.芝大神宮(大江戸線:大門駅)
芝大神宮は、1000年の歴史を誇る東京都内有数の神社です。
江戸時代には、関東一円の庶民信仰を集め「関東のお伊勢さま」として、数多くの方たちの崇敬を戴きてきました。
こじんまりとしている神社で、ご近所の増上寺と一緒に訪れるのがおすすめ
▼芝大神宮の訪問記はこちら
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【22分】浅草線+京急本線
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2-8.品川神社(京急本線:新馬場駅)
管理人が大好きな神社です。
赤い鳥居のたくさんある「阿那稲荷大明神」はあるし、常時登ることのできる「品川富士」があるし、狛犬さんの土台に富士山が描かれているし、かえるさんもいるし。
大鳥居にからむ龍が見物です。
▼品川神社の訪問記はこちら
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【42分】都営バス「反96」六本木ヒルズ行(八ッ山橋/六本木駅前)
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2-9.赤坂氷川神社(日比谷線・大江戸線:六本木駅)
境内にあるいくつかの神社、狛犬、樹齢400年の天然記念物など見どころの多い神社です。
銀杏や、紅葉の季節がおすすめです。
▼赤坂氷川神社の訪問記はこちら
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【13分】徒歩
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2-10.日枝神社(東京メトロ南北線:溜池山王駅)
一般的な鳥居の上に、お山がのったような「山王鳥居」が特徴的な「日枝神社」
「お猿さん(魔がさる)」があちこちにいて、愛嬌を振りまいています。
赤い鳥居がたくさん連なる「稲荷神社」もあるので、赤い鳥居ファンにおすすめの神社です。
▼日枝神社の訪問記はこちら
電車やバスのアクセスを調べて思ったのが「意外と近いじゃん」でした。
神社をお参りする作法、マナーを守りつつ、御朱印を集めながら、スタンプラリー気分で「東京十社めぐり」をするのもよいでしょう。
これだけ、神様に祈りをささげたら、パワーをいただけそうです。
昔から伝わる場所に脚を運び、日本の伝統を感じましょう。
コメント
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[…] 「東京十社めぐり」で、品川神社にお参りしてから「富士塚」に、すっかりみせられた管理人です。 と、言うことで、天気のよい日に「富士塚登山」をはじめました( ̄∇+ ̄)v (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); […]
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